VSCode ショートカット Windows 版 — Mac と違うキーだけまとめ
VSCode のショートカットは Cmd を Ctrl に読み替えればだいたい通じますが、折りたたみや「前の位置に戻る」など、そのルールが通じないキーがあります。Mac と Windows で実際に違うものだけを一覧にしました。
基本ルールと、その例外
VSCode を Mac と Windows で行き来するときの読み替えは、ほぼこの2つで足ります。
- Cmd → Ctrl
- Opt → Alt
保存も検索もコマンドパレットもマルチカーソルも、この変換で通じます。問題は、通じないものが数個だけあること。しかもそれが、毎日使うキーに混ざっています。
この記事では、その違うものだけを扱います。ここに出てこないショートカットは、上のルールで読み替えてください。
実際に違うキー
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| 前の位置に戻る | Ctrl + - | Alt + ← |
| 次の位置に進む | Ctrl + Shift + - | Alt + → |
| コードを折りたたむ | Cmd + Opt + [ | Ctrl + Shift + [ |
| コードを展開する | Cmd + Opt + ] | Ctrl + Shift + ] |
| 置換 | Cmd + Opt + F | Ctrl + H |
| ターミナルを分割 | Cmd + \\ | Ctrl + Shift + 5 |
いちばん引っかかるのは「前の位置に戻る」です。Mac では Cmd ではなく Ctrl を使うので、そもそも読み替えルールの外側にいます。定義ジャンプ(F12)で飛んだあと元の場所に戻る操作なので、使う頻度は高い。
折りたたみも要注意で、Mac は Cmd + Opt、Windows は Ctrl + Shift と修飾キーの組み合わせ自体が違います。Windows で Ctrl + Alt + [ を押しても何も起きません。
ターミナルの分割だけは少し親切で、Mac でも Ctrl + Shift + 5 が使えます(副系統として割り当て済み)。両方の環境を行き来するなら、こちらに手を合わせておくのが楽です。
ターミナルだけは Mac でも Ctrl
読み替えルールから外れるもう1つの系統がターミナルです。Ctrl + バッククォート(表示切替)と Ctrl + Shift + バッククォート(新規作成)は、Mac でも Cmd ではなく Ctrl。両 OS で同じキーなので差分ではありませんが、Mac では他のほとんどが Cmd なので忘れやすいところです。
ルールどおり通じるもの
安心材料として、よく使うものを並べておきます。これらは Cmd → Ctrl の読み替えでそのまま動きます。
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| コマンドパレット | Cmd + Shift + P | Ctrl + Shift + P |
| ファイルを素早く開く | Cmd + P | Ctrl + P |
| 保存 | Cmd + S | Ctrl + S |
| 検索 | Cmd + F | Ctrl + F |
| サイドバーの表示切替 | Cmd + B | Ctrl + B |
| ターミナルの表示切替 | Ctrl + バッククォート | Ctrl + バッククォート |
| 行コメント | Cmd + / | Ctrl + / |
| 行を上下に移動 | Opt + ↑ / ↓ | Alt + ↑ / ↓ |
| 次の一致にカーソル追加 | Cmd + D | Ctrl + D |
| シンボルへ移動 | Cmd + Shift + O | Ctrl + Shift + O |
| 行番号へ移動 | Ctrl + G | Ctrl + G |
| シンボル名を変更 | F2 | F2 |
ただし2つだけ、ルールから外れるものを挙げておきます。
| 操作 | Mac | Windows |
|---|---|---|
| 置換 | Cmd + Opt + F | Ctrl + H |
| ドキュメントの整形 | Shift + Opt + F | Shift + Alt + F |
整形は例外に見えて例外ではありません。Mac は Shift + Opt + F、Windows は Shift + Alt + F で、Opt と Alt は同じキーなので実質同じ打鍵です。本当にルールから外れるのは置換の方で、こちらは上の表にも入れてあります。
両方の環境を使うなら
現実的な選択肢は3つあります。
- 上の表の4種類だけ覚える。 位置の移動・折りたたみ・置換・ターミナルの分割。数が少ないので、これがいちばん早い
- Settings Sync を使う。 キーバインドが同期されるので、片方で変えた設定がもう片方にも反映される
- 自分で揃える。 キーボードショートカット設定で「前の位置に戻る」を両方同じキーに割り当て直す
3は会社貸与の PC など、自分の設定を持ち込めない環境があると破綻します。結局1がいちばん確実です。
なぜ「数個」が効くのか
ショートカットが速いのは、考えずに押せるからです。思い出す時間が発生した時点で、メニューを開くのとたいして変わりません。
違いが4つしかないのに厄介なのは、手が止まる瞬間を作るから。そこだけ意識して覚えてしまえば、残りは読み替えルールで通ります。